第四回:「ダンジジャーじゃ無い時って皆、何をしているの?」 | ||
「今回は、普段は何をしているのか…だそうだ」 | ||
「中学生だから普通に学校行ってるよー!」 | ||
「そうだな」 | ||
「…おいおい、それで終わりは無いだろう。 もっと、こう、何の部活をしているとか、休みの日は何してるとか…」 |
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「そういう黒先輩は何してるんですか?」 | ||
「俺か?俺は剣道部に所属している。 ただ、休みの日は弟と妹の世話をしている事が多いな」 |
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「あれ?じゃあ剣で戦えばいいのにどうして素手で戦ってるんですか?」 | ||
「それは…いろいろあってだな」 | ||
「俺は野球部に入っている。 休みの日は…雲を数えたりしてるな」 |
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「く…も?」 | ||
「くも…?」 | ||
「ああ、虫じゃなくて、空の方な」 | ||
「………」 | ||
「………」 | ||
「えっえーと!ボクは弓道部に所属しています! だから放課後は大体部活で終わるかな~ お休みの日とかは、学校の友達と遊ぶのが多いですね」 |
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「そういえば紅輔はいろんな部活の助っ人をしているらしいぞ」 | ||
「どこへ行っても大活躍らしいな」 | ||
「へー紅輔先輩ってすごいんですね!意外です! 他のみなさんも基本的に部活ですよね」 |
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「確か琥珀は美術部で翠はサッカー部だそうだな」 | ||
「ちなみに琥珀先輩は生徒会もしてるから結構忙しいみたいですね。 あ、あと葵先輩は部活はしていないそうですが図書委員をしているそうです!」 |
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「皆忙しい合間にダンジジャーをしているんだよな」 | ||
「そうですね!ね!孝紫先輩!…?先輩?」 | ||
「うん?この芋うまいな」 | ||
「お前…いつから芋食べてたんだ…?」 |