第二十一回:「尊敬している人っている?」 |
「今回は“尊敬している人っている?”という質問です!」 | 「そんけーしてる人かー…」 | 「そうです!尊敬している人です! 翠先輩にはまた後で聞きますね! まずはここにいないメンバーの分から…」 |
「えー、別にいいじゃん順番とかさー」 | 「そんなこと言わないで下さいよー…! ということでまずは紅輔先輩の尊敬する人から!」 |
「え!このまま進行しちゃうんだ…!」 | 「ええと、紅輔先輩は黒田官兵衛を尊敬しているそうですよ」 | 「…ほんとに?今話題だから言ってるだけじゃなくて?」 | 「そ、そんなことないですよきっと…! 歴史的にも福岡県に縁のある方ですし、 今話題だからとかそんな理由じゃないですよ…!」 |
「ふ~ん、まぁいいけどさー」 | 「疑ったら紅輔先輩がかわいそうですよ! じゃあ次は…黒先輩です」 |
「くろさんの尊敬する人…ってどんな人だろー」 | 「ええと黒先輩は… 吉野ヶ里に集落を築いてくれた人、だそうです」 |
「んん?どーゆーこと?」 | 「読んで字の如くだと思うのですが、 吉野ヶ里遺跡って全国的にも有名ですし、そういうことかと…」 |
「ふ~ん… 思ったんだけど結構くろさんって自虐的だよね」 |
「そんなことない…と思いますよ!多分… さて次ですが、孝紫先輩は西郷さんだと言っていました!」 |
「安定のこーちゃん…!」 | 「西郷さんのことを尊敬しすぎて飼っている犬の名前も、 西郷さんの飼っていた犬と同じ“ツン”にしたそうです」 |
「そうなんだ…そんなに尊敬してるんだ…」 | 「そうみたいですね!」 | 「そういえばあおいの尊敬する人を聞いたことがある…」 | 「葵先輩の尊敬する人…すごく興味があります!」 | 「え~~っと確か…ピカピカのおじさん…!だったと思う」 | 「ピカピカの…あ!油屋熊八さんですね! 別府の観光開発や由布院の保養地としての礎を築いたという…」 |
「確かこの人がいなければ 大分の温泉街はなかったかもしれないって言ってたぜ!」 |
「なるほど… 葵先輩らしいですね!」 |
「だよな~ それから、こはっくんは天草四郎を尊敬してるって言ってた」 |
「島原の乱の指導者ですね」 | 「うんうん。 天草四郎について知られていることってあんまりないみたいなんだけど、 カリスマ性?はすごかったんだってさ」 |
「軍を率いていたそうですし…人気者だったんですね」 | 「人気なとこが好きなのかな?こはっくん」 | 「どうでしょうか?多分違うと思いますが…」 | 「う~ん…まぁいいや! ところでとーやの尊敬する人は?」 |
「ボクはですね… ダンジジャーの皆さんです!」 |
「えええ!?そーなの?」 | 「はい!みなさんとっても魅力的ですし、 ボクにないものを持っているので…」 |
「おれのこともそんけーしてるの?」 | 「もちろんですよ!」 | 「そ、そっかぁ~なんか嬉しいなぁ~」 | 「と、いうことで最後に、翠先輩が尊敬している人を教えて下さい!」 | 「やっとおれの番かー! おれは、日本を飛び出して世界でサッカーをしている人かな~」 |
「あ、特定の人物ではないんですね」 | 「そうなんだよな~やっぱすごい人が多いから絞れなくてさ~」 | 「というか翠先輩はサッカーで海外に行く気満々ですね」 | 「そーだな!やっぱ世界のサッカーっていうのを経験したいよな!」 | 「…普段はそう見えないですけど、 翠先輩って結構きちんとした考えを持っていますよね」 |
「え?そーかなー? ほめてもなんも出ねーぞー!」 |
「いえ、特にそういうのは期待していませんが… やっぱり“先輩”ってすごいですね。 ボクなんてまだ全然考えてないですよ」 |
「おお!とーやに先輩扱いされた…!」 | 「喜ぶところってそこなんですか!? …でも夢が叶うといいですね」 |
「おう!ありがとな、とーや!」 |
「(あれ?でも大丈夫なのかな…?ダンジジャーの任期のこともあるし… んんん…?まぁ…いっか☆)」 |