第七回:「皆の趣味を教えて!」 | ||
「今回は趣味についての質問ですね」 | ||
「趣味ですかーいいですね!ボクも皆さんの趣味に興味あります!」 | ||
「私は特に興味は無い」 | ||
「まぁまぁ、そう言わずに…確か紅輔くんは新しいもの探しでしたか…」 | ||
「紅輔先輩らしいですね!でも新しいものって何探してるんですかね?」 | ||
「紅輔のことだ。くだらないものでも探してるんだろう」 | ||
「んん~?気になるので今度紅輔先輩に聞いてみます!」 | ||
「黒ノ介くんはジグソーパズルが趣味だそうですよ。 翠くんはテレビゲームが趣味だとか。ちなみに僕はチェスですね」 |
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「チェスですか!難しくてよく分からないイメージがあります…」 | ||
「覚えてしまえばそう難しいものでもないですよ。 ところで、橙矢くんの趣味は何ですか?」 |
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「えっとぉ…ボクは料理とか好きです☆ 腕には結構自信があるので、今度みなさんにご馳走しますね♪」 |
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「そういえばこの間、腹を空かして倒れている孝紫に料理を振舞っていたな」 | ||
「はい!そんな孝紫先輩は甘味処巡りが好きだって言ってました!」 | ||
「ああ…なんだか分かるような気がします。いつも何か食べてますものね」 | ||
「どこから食べ物を取り出しているのか不思議でたまらん」 | ||
「確かに、今までスルーしてました…!そう言う葵先輩の趣味は何ですか?」 | ||
「…温泉巡りだ」 | ||
「温泉…!」 | ||
「巡り…!」 | 「…何だ悪いか」 | |
「あ、いえ…そういうことではないですよ。確かに有名どころが多いですしね」 | ||
「葵先輩ってなんだか渋いですね」 | ||
「自分の趣味を人にとやかく言われる筋合いはない。私は帰るぞ」 | ||
「あー怒らせちゃいましたねー」 | ||
「別に駄目だなんて言ってないんですけどねぇ…」 |