第九回:「みんなからの質問に答えてみよう!」 |
「皆さま!特別任務ですピヨ!」 | ||
「任務?」 | ||
「知ってるぞ。この間募集していた質問への回答だろう」 | ||
「正解ですピヨ!今日はその為に召集しましたピヨ!」 | ||
「なる程、そういうことでしたか」 | ||
「じゃあ早速答えていこうぜー!で、肝心の質問は?」 | ||
「こちらが質問のリストですピヨ」 | ||
「これはまた…」 | ||
「たくさんありますねー」 | ||
「そうなのですピヨ。 たくさん質問を頂いたので、偉い人に選別して頂きましたピヨ」 |
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「これ以上にあったのか」 | ||
「そうですピヨ。お好きな順番で回答していって大丈夫とのことですピヨ。 それでは皆さま、あとは任せましたピヨー」 |
「ヒヨコメカ…言いたい事だけ言って去って行ったな…」 | ||
「それがヒヨコメカの仕事だからじゃないか?」 | ||
「彼も忙しそうですものね」 | ||
「ヒヨコメカも色々と大変だな」 |
「最初の質問は~…う~んと…これとかどうですか?」 | ||
「えーっとなになに?…?」 | ||
「ああ、なる程な…」 |
「さて、問題です。オレたちは何代目ダンジジャーでしょうか!」 | ||
「っていうか何代目とかあったのかおれたち…!」 | ||
「翠先輩、そこからですか!?」 | ||
「そう言う紅輔は、答えは分かっているんだろうな」 | ||
「オレ?もちろん知ってるぜ!」 | ||
「おお、偉いな。さすがじゃないか」 | ||
「とーぜーん!」 | ||
「な、なんだこの敗北感…!」 | ||
「紅輔先輩の他には…琥珀先輩は知ってそうですよね」 | ||
「さあ、どうでしょうか」 | ||
「絶対知っている顔をしているな」 | ||
「孝紫先輩はご存じなんですか?」 | ||
「俺か?俺は…知らないな」 | ||
「じゃあ、黒さんは?」 | ||
「俺は、まぁなんとなくこのくらいかな、という予想だけなら、な」 | ||
「ふむ…紅輔、ヒントはないのか?」 | ||
「ヒントはありません!」 | ||
「ヒントなしのクイズか…難易度が高いな」 | ||
「こーちゃんこれクイズじゃない!」 |
「はい、時間切れ―。正解はー、琥珀くんどうぞ!」 | ||
「僕たちは、15代目ダンジジャーですよ」 | ||
「え!そうなの!?」 | ||
「そうなのか。知らなかったな」 | ||
「なんだそのキリのいい数字は」 | ||
「おお!なんだかすごいですね!」 | ||
「へぇ…そうだったのか」 | ||
「えぇ。初代は明治時代初期からご活躍されていたそうなので、 100年以上の歴史になりますね」 |
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「すごいよな!1世紀以上も歴史があるんだぜ!」 | ||
「ということは、おれたちも、その歴史の一部になってるってこと!?」 | ||
「そういうことになりますよね。そう考えるとすごい…!」 | ||
「私たちも、その歴史に恥じぬよう、精進しなければいけないな」 | ||
「ご先祖様の顔に泥を塗るわけにはいかないからな」 | ||
「そして僕たちは、ダンジジャーの歴史が途切れないように、 しっかりと後世に繋いでいきましょう」 |
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「だな!次の代へ繋いでいくのも、オレたちの仕事だよな!」 |
「今回は、はじめだし、こんなところかなー?」 | ||
「そうだな。せっかくの質問に、駆け足で答えてももったいないしな」 | ||
「では、少しずつ答えていきましょうか」 | ||
「あーおれも、その方がいいかもー。なんか頭沸騰しそう」 | ||
「沸騰…それ程難しい質問ばかりではないと思うが… 翠のためにも、間を空けた方が賢明だな」 |
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「それじゃあ、次の質問は、次回集まる時までに考えましょうか!」 | ||
「そうだな。面白い答えを考えないとな」 |
「よーし、それじゃあ、続きはまた今度! 今日はこれでかいさーーーん!」 |